今や企業のマーケティング手段として欠かせなくなった「SNSマーケティング」。多くの企業が、SNS上でのキャンペーン展開を通じて高い成果を挙げています。
そんなSNSキャンペーンを成功させるための鍵となるのが「拡散」です。
SNSは拡散と非常に親和性が高いもの。ユーザーが自然と拡散してしまう仕組みを作れば、広告費をかけることなくキャンペーンを拡散することができ、高い反響に繋げることができます。
この記事では、そんな「拡散させる仕組み」をうまく活用した企業事例を6つご紹介しています。それぞれの事例から見えてきたポイントをもとに、
- ・SNSで拡散させるための方法
- ・SNSキャンペーンを拡散させる際の注意点
についてもわかりやすく解説しています。
「SNSでキャンペーンを拡散させたい!」「実際にSNSで拡散に成功した事例から学びたい!」そうお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
SNSで拡散されたキャンペーン事例7選
この記事でご紹介するキャンペーン事例は以下の7つです。
- ・Twitter|森永製菓株式会社
- ・Twitter|株式会社明治
- ・Instagram|サッポロビール株式会社
- ・Instagram|株式会社アダストリア
- ・Youtube|大東建託リーシング株式会社
- ・TikTok|株式会社ジュピターテレコム
- ・TikTok|株式会社ユニクロ
各事例の最後には、それぞれのキャンペーンを成功させた「拡散Point」も記載しています。
Twitter|森永製菓株式会社
かつてのアイドル、焼きチョコ「ベイク」が何をしても売れず、絶望しています。。
1.当アカウントをフォロー
2.当ツイートを「コメントつきRT」して
3.ベイクを買わない理由を書いてください
4.Amazonギフト券100円で買取ります。
詳細はhttps://t.co/jVJDLIjbNn pic.twitter.com/SNa51O2sut— 森永チョコレート (@MorinagaChoco) July 28, 2019
森永製菓株式会社が運用するTwitterアカウント「森永チョコレート(@MorinagaChoco)」では、「#ベイクを買わない理由100円買取」キャンペーンを実施。
「買う理由」ではなく「買わない理由」を募集し、しかもそれを100円で買い取るというユニークなキャンペーンは大きな話題を呼び、ツイート投稿後、わずか数時間のうちに4万リツイートを達成。キャンペーン自体も1日で終了してしまう反響ぶりを見せました。
森永チョコレートが仕掛けた拡散キャンペーンは「悲しすぎるキャンペーン」として各種ニュースメディアでも取り上げられ、Twitter以外のSNSでも注目を集めるように。商品名「ベイク」の検索数が3倍近くまで跳ね上がるなど、SNSだけに留まらず、広い範囲に影響を与えました。
森永チョコレートのSNSキャンペーンがここまで拡散された理由としては、以下が考えられます。
- ・「買わない理由」というネガティブな意見をあえて募集したユニークさ
- ・ファン層だけでなく、非ファン層も参加したいと思えるキャンペーン内容
- ・引用ツイートを促すことによりユーザーが自然と拡散行為をする仕組み
- ・ツイートするだけで100円のギフトがもらえるというインセンティブ
Twitterが持つ拡散性を最大限活かし、幅広い層へとキャンペーンを拡散させた好事例であると言えます。
- ・思わず参加したくなるユニークさ
- ・キャンペーン参加によってユーザーが自主的に拡散する仕組み
- ・インセンティブの付与
Twitter|株式会社明治
💛💚#きのこたけのこ国民大調査 💛💚
愛こそニッポンの元気プロジェクト始動‼️ベイベー達のきのこ愛・たけのこ愛を徹底調査❣️
回答してくれたベイベーには豪華賞品も当たるぜ✨
調査期間は、2020年9月15日(火)~12/14(月)迄🌟
回答はコチラから👉https://t.co/k7BSJRVfmk#きのこの山
— きの山さん (@kinoko_meiji) September 15, 2020
💛💚#きのこたけのこ国民大調査 💛💚
愛こそニッポンの元気プロジェクト始動‼️ブラザー達のきのこ愛・たけのこ愛を全力で調査❣️
回答してくれたブラザーには豪華賞品も当たるZe✨
調査期間は、2020年9月15日(火)~12月14日(月)迄🌟
回答はコチラから👉https://t.co/IQ5mav4arE#たけのこの里
— たけ里ブラザーズ (@takenoko_meiji) September 15, 2020
株式会社明治は、「きの山さん(@kinoko_meiji)」と「たけ里ブラザーズ(@takenoko_meiji)」の2つのTwitterアカウントで同時にキャンペーンを展開。
実は、明治の人気商品「きのこの山」と「たけのこの里」の人気を競い合うキャンペーンはTwitter上で毎年恒例となっている行事なのです。その年ごとに趣向を凝らしたサイトやキャンペーン内容を展開しており、2020年のキャンペーンでは国民調査に寄せた特設サイトが話題になりました。
「きのこの山」対「たけのこの里」というSNS受けのいい鉄板ネタをベースにしたこちらのキャンペーン。キャンペーン自体は拡散を促すものではありませんが、キャンペーン関連ツイートはほとんど毎回500件以上のリツイートを集め、「#きのこたけのこ国民大調査」というハッシュタグにもユーザーが積極的に参加している様子が伺えます。
また、イラスト化した集計結果を順次SNS上で公開することにより、
- キャンペーンの集計結果を見てみたい
- 自分の住む県の集計結果が知りたい
といったユーザーのアカウントフォローを促す仕組みも見られました。
このキャンペーンの特筆すべき点は、キャンペーン終了後に「お返しキャンペーン」という新たなキャンペーンを展開したことです。
/#きのこたけのこ国民大調査#47都道府県きのこたけのこ愛のお返し キャンペーン
明日まで❣️
\
抽選できのこたけのこ各47名様ずつに愛のお返しセットが当たる❗① @kinoko_meiji をフォロー
②この投稿をRT締切は3/31(水)15:00❣️
詳細はこちら👇https://t.co/CsUulOnftL#きのこの山 pic.twitter.com/H0w9Wv817w— きの山さん (@kinoko_meiji) March 30, 2021
- ・既存の人気キャンペーンに便乗した形でのキャンペーン
- ・ターゲット層に人気のインフルエンサーを起用
- ・キャンペーン参加のためにリツイートを促す
- ・抽選でプレゼントというインセンティブ
- ・キャンペーンに関連したテレビCMを放映
などの工夫によって話題を集め、キャンペーン開始を告知するツイートは、両アカウントの合計で約17万リツイートを記録。その後もキャンペーン関連ツイートは定期的に配信されましたが、そのどれもが1万リツイート以上拡散され、多くのユーザーがお返しキャンペーンに参加する結果となりました。
- ・SNS上で人気の話題やトレンドを取り入れたキャンペーン
- ・キャンペーン参加によってユーザーが自主的に拡散する仕組み
- ・複数アカウントを駆使したキャンペーン展開
- ・インセンティブの付与
- ・ターゲット層に人気のインフルエンサーを起用
- ・他SNSやメディアと連携したキャンペーン展開
Instagram|サッポロビール株式会社
サッポロビール株式会社が運用するInstagramアカウント「サッポロビール公式アカウント(@sapporobeer.jp)」では、フォロー&いいねでプレゼントが当たるキャンペーンを実施。
誰もが気軽に参加できるフォロー&いいねキャンペーンはInstagramにおけるキャンペーンの鉄板手法ですが、サッポロビールの行ったキャンペーンには以下の工夫がなされています。
- ・「敬老の日のギフト」という季節性の取り込み
- ・当選確率アップをフックにしたコメント促進
- ・当選確率アップをフックにした複数SNSでの参加促進
とりわけ特徴的なのが「当選確率をフックにした複数SNSでの参加促進」でしょう。サッポロビールではTwitterでも同じキャンペーンを展開しており、Instagram・Twitterの両SNSで参加することで当選確率が2倍になることをアピール。
複数SNSをまたいでの参加を促し、ユーザーの自発的な拡散行動につなげました。
- ・SNS上で人気の話題やトレンドを取り入れたキャンペーン
- ・キャンペーン参加によってユーザーがアカウントをフォローする仕組み
- ・インセンティブの付与
- ・他SNSやメディアと連携したキャンペーン展開
Instagram|株式会社アダストリア
引用:https://www.instagram.com/stories/highlights/17865626188871432/?hl=ja
20~30代女性を中心に人気のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」は、数多くのアパレルブランドとコラボレーションを展開しています。その中の一つ、株式会社アダストリアが展開する「LE FOYER(ル フォワイエ)」は、コラボだけに留まらず、Instagramを活用した拡散キャンペーンを行いました。
ゲーム内で配布された洋服(マイデザイン)と同デザインの洋服が当たるというこちらのキャンペーン。キャンペーンへの参加は告知投稿への「いいね!」のみという気軽なものですが、
- ・LE FOYERのInstagramアカウントをタグ付けしてリポストする
- ・キャンペーン告知ストーリーをシェアする
という拡散行動を取ると当選確率が上がるという仕掛けによって、ユーザーの自発的な拡散を促進しました。
- ・SNS上で人気の話題やトレンドを取り入れたキャンペーン
- ・キャンペーン参加によってユーザーが自主的に拡散する仕組み
- ・インセンティブの付与
- ・他SNSやメディアと連携したキャンペーン展開
Youtube|大東建託リーシング株式会社
大東建託リーシング株式会社が運営する「いい部屋ネット」では、人気のインフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティングを実施。YouTubeでも人気の「踊ってみた」動画を作成し、視聴回数230万回超、高評価5.1万件という高い反響を呼びました。
ダンスのBGMにはいい部屋ネットのテーマソングが起用され、ダンスの背景にもいい部屋ネットの看板が立てられてはいるものの、メインとして「ダンスそのものを楽しめる」というのがこのマーケティング最大のポイント。
商品やサービスを説明するといったプロモーション色の強い動画ではないため、ユーザーにも受け入れられやすく、多くの視聴・高評価につながったと考えられます。
ターゲット層に人気のインフルエンサー二人を同時起用したのもポイントのひとつ。
一人はダンスが得意、もう一人はダンスが苦手という異色の組み合わせであることも話題を呼び、大きな反響に繋がりました。
両インフルエンサーは動画の公開告知をTwitterでも拡散。告知ツイートは両インフルエンサー合計で3,000回以上リツイートされ、YouTubeチャンネルの登録者だけでなく、他SNSのユーザーも呼び込むことに成功しています。
- ・思わず視聴したくなるユニークさ
- ・複数アカウントを駆使したキャンペーン展開
- ・ターゲット層に人気のインフルエンサーを起用
- ・他SNSやメディアと連携したキャンペーン展開
TikTok|株式会社ジュピターテレコム
@30443853681##もののけついてんね 注目作品は渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンで300回以上放送!♬ もののけついてんね – J:COM
インセンティブの豪華さが大きな話題を呼んだ事例といえば、株式会社ジュピターテレコムが行った「#もののけついてんね」キャンペーンでしょう。
キャンペーンへの参加方法は、J:COMのマスコットキャラクター「ざっくぅ」と一緒に踊ったダンス動画をTikTokに投稿し、「#もののけついてんね」ハッシュタグをつけるだけ。注目作品として選出された動画は、なんと渋谷のスクランブル交差点の大型ビジョンに放送されるという豪華すぎるインセンティブが提示されました。
そのインセンティブと話題性に惹かれ、若者を中心に多くの人が「#もののけついてんね」キャンペーンに参加。投稿された動画の総視聴回数が1,220万回を超えるという大きな反響を呼びました。
注目作品として選出されるために視聴回数や「いいね!」数を稼ぐべく、動画投稿者らが各種SNSに積極的に告知を行ったことも、キャンペーンを成功させた要因の一つです。
キャンペーンを拡散させる仕組みはインセンティブだけに留まりません。よりキャンペーンを盛り上げるべく、ジュピターテレコムでは4人ものインフルエンサーを起用。若者から圧倒的な支持を集める人気モデル、有名TikToker、二次元で活躍するバーチャルTikTokerなど、そのバラエティもさまざまです。
豪華なインセンティブと多彩なインフルエンサーの起用により、大きな注目を集めた「#もののけついてんね」キャンペーン。キャンペーン終了後には、実際に放送される注目作品を撮った動画を「#もののけついてんね」タグと共に投稿するユーザーが続出し、キャンペーン終了後も長く盛り上がりを見せました。
- ・思わず参加したくなる豪華なインセンティブ
- ・キャンペーン参加によってユーザーが自主的に拡散する仕組み
- ・ターゲット層に人気のインフルエンサーを起用
- ・複数インフルエンサーを起用したキャンペーン展開
- ・他SNSやメディアと連携したキャンペーン展開
TikTok|株式会社ユニクロ
ユニクロのデニム商品を着用した写真をハッシュタグ「#神デニムコーデ」をつけて投稿してもらうキャンペーンを展開しました。
ファッションアイテムであるデニムを、ユーザー自身のコーディネートで表現できる企画で、ハッシュタグ「#神デニムコーデ」を設定することで、おしゃれなユーザーの投稿が集まり、商品の魅力を効果的に訴求しました。
さらに投稿された写真はユニクロの公式アカウントで紹介され、投稿のモチベーションをうまく向上させました。
結果としては約10万件の投稿を集め、ブランド認知度向上と商品売上向上に貢献しました。
- ・ファッションを軸に投稿者のおしゃれを見てもらいたいという気持ちを上手く設計に盛り込んでいる
- ・神デニムというキャッチーな商品名を入れることでハッシュタグもわかりやすく覚えやすい
事例から読み解く「SNSで拡散させるための4つの方法」
これまでご紹介してきたSNSキャンペーンの拡散事例から、いくつもの「SNSで拡散させるための方法」が見えてきました。中でも特に重要と思われる方法は以下の4つです。
- ・思わずキャンペーンに参加したくなる工夫
- ・キャンペーン参加によってユーザーが自主的に拡散する仕組み
- ・ターゲット層に人気のインフルエンサーを起用
- ・他SNSやメディアと連携したキャンペーン展開
それぞれ順に見ていきましょう。
思わずキャンペーンに参加したくなる工夫
SNSキャンペーンを盛り上げ、拡散してもらうためには、まずユーザーに参加してもらう必要があります。そのためには、
- ・ユーザーに好感を持ってもらえるコンテンツ作り
- ・誰もが気軽に参加できる参加条件
- ・魅力的なインセンティブ
- ・キャンペーンのユニークさ
- ・「自分も同じようにしたい/なりたい」という欲の刺激
などが非常に有効です。
1~3は、どのSNS・ターゲット向けに行うキャンペーンにも共通する事項ですが、4や5はSNSやターゲット属性に応じて方向性を調整すると良いでしょう。
ユニークなキャンペーンは特に若者世代に刺さりやすいですが、高めの年代層にはあまり響かない可能性があります。Instagramは、Twitterなどの他SNSよりも「憧れのライフスタイル」を求めるユーザーが多い傾向にあるため、ユニークさよりも「自分も同じように」という欲を刺激したほうがより効率的な拡散が見込めます。
キャンペーン参加によってユーザーが自主的に拡散する仕組み
SNS上での拡散を成功させるには「ユーザーの自主的な拡散行動」が欠かせません。
キャンペーンに参加することによって、ユーザーが自然と拡散行動を取るような仕組みを作り上げましょう。
仕組みとしては、
- ・キャンペーンの参加条件に拡散行動を組み込む
- ・キャンペーンの当選確率アップをフックに拡散行動を促す
が一般的です。
森永製菓株式会社の「#ベイクを買わない理由100円買取」キャンペーンは「買わない理由を引用ツイートで発表する」という仕組みを作り、より自然かつ嫌味なく拡散行動を取らせることに成功しました。
ただ単に「参加するため」「当選確率を上げるため」の拡散行動に留まらず、さらに工夫を凝らすことで、ユーザーが違和感なく拡散行動を取った好事例といえるでしょう。
ターゲット層に人気のインフルエンサーを起用
インフルエンサーを起用する場合、インフルエンサーのファン層とターゲットが合致していることが必要不可欠です。いくら影響力のあるインフルエンサーであったとしても、肝心のターゲットに響かなければ意味がありません。
キャンペーンに最適なインフルエンサーを起用するには、インフルエンサーの特性を熟知したマーケティング会社に相談することが一番です。
当社「GROVE株式会社」では、まずはクライアント様のニーズやお悩みを丁寧にヒアリング。豊富なSNSプロモーションの知見を元に、企画のプランニングから一緒に携わらせていただきます。
プランニングが完了したら、150名以上の所属インフルエンサー(当社では「クリエイター」と呼んでいます)の中から最適な人材をキャスティング。当社では常にインフルエンサーを定量的に分析しているので、クライアント様のご要望を満たすインフルエンサーをご提案することが可能です。
「SNSでキャンペーンを拡散させたい!」「このターゲットに適したインフルエンサーを知りたい!」という方は、ぜひ一度当社にお問い合わせください。
他SNSやメディアと連携したキャンペーン展開
複数のSNSやメディアを駆使し、さまざまな場所でキャンペーンを展開することも拡散につながります。
- ・複数のSNSで同時にキャンペーンを展開する
- ・キャンペーン内容を他SNSやメディアで告知する
- ・キャンペーンに関連したコンテンツを他SNSやメディアに展開する
- ・起用したインフルエンサーに、他SNSで情報を発信してもらう
などの対応でキャンペーン情報を拡散し、より多くのユーザーにキャンペーンに参加してもらうことが重要です。
SNSでキャンペーンを拡散させる際の注意点
SNSでキャンペーンを拡散させることができれば大きな効果を得られますが、そのためにはいくつかの注意点を押さえておく必要があります。具体的には、以下の3つが押さえておくべき注意点です。
- ・プロモーション色の強いコンテンツは避ける
- ・SNS特性と合致したキャンペーン内容にする
- ・炎上リスクを最大限抑制する
順にご説明します。
プロモーション色の強いコンテンツは避ける
多くのユーザーは、膨大な量のプロモーションに倦んでいます。キャンペーンを拡散してもらうためには「ユーザーの好意的な感情」が必要不可欠ですので、ユーザーに嫌煙されがちな「プロモーション色が強いコンテンツ」は拡散に適していません。
プロモーション時には「あれもこれも伝えたい」となりがちですが、その気持ちはグッと抑えこみ、「ユーザーに好感を持ってもらう/楽しんでもらうためには」を一番に考えたコンテンツ作りを意識しましょう。
SNS特性と合致したキャンペーン内容にする
いくら魅力的なキャンペーンでも、SNS特性と乖離していては効果が半減してしまいます。
- ・そのSNSを利用しているユーザー属性は
- ・そのSNSではどんなコンテンツが喜ばれるのか
- ・ユーザーはどんな時にそのSNSを利用するのか
などを適切に把握したうえで、キャンペーンを展開するSNSを選定するようにしましょう。
人気SNSごとのユーザー属性および特性は『【2021】SNSマーケティング戦略はこう立てる!具体的手順と成功事例』で詳しくご紹介しています。
ぜひ併せてご覧ください。
炎上リスクを最大限抑制する
SNSでの拡散の背後には、必ずと言っていいほど「炎上リスク」が潜んでいます。炎上という「ネガティブな形での拡散」を防ぐべく、不適切な表現や不用意な発言には重々注意しましょう。
社内での不適切な対応による炎上を防ぐためには、
- ・SNSのポリシーガイドラインを設定する
- ・従業員に向けた「研修」を実施する
- ・社内で「SNS監視体制」を整える
といった対策が有効です。
インフルエンサーを起用した場合は、インフルエンサーの表現や発言にも気を配る必要があります。当社は所属インフルエンサーの管理を徹底しておりますので、インフルエンサーの不用意な発言による炎上リスクを最大限抑制することが可能です。
また、ハイクオリティなクリエイティブ制作も行っておりますので、クリエイティブ内に不適切な表現や好ましくない内容が含まれていないかどうかのチェック体勢も万全です。
まとめ
今回は、SNSにおける拡散事例を複数ご紹介し、そこから見えてきた「SNSで拡散させるための方法」「SNSでキャンペーンを拡散させる際の注意点」について解説しました。
改めて内容を振り返ってみましょう。
- ・思わずキャンペーンに参加したくなる工夫
- ・キャンペーン参加によってユーザーが自主的に拡散する仕組み
- ・ターゲット層に人気のインフルエンサーを起用
- ・他SNSやメディアと連携したキャンペーン展開
- ・プロモーション色の強いコンテンツは避ける
- ・SNS特性と合致したキャンペーン内容にする
- ・炎上リスクを最大限抑制する
当社では、豊富なSNSキャンペーン実績をもとに、SNSでの拡散をお手伝いさせていただきます。ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。