インターネットが普及した現代では、昔よりもテレビを見る人が減少しました。テレビに変わる新たなツールとして普及しているのがYouTubeです。
そして、企業の集客方法として、YouTuberを活用する方法があります。ただ、YouTuberを活用した集客方法は、しっかり戦略を練らないと失敗するリスクがあるのです。
そこで本記事では、企業が集客目的でYouTuberを活用したときに、失敗する原因と成功するためのポイントについて解説します。YouTuberを活用した集客を考えている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
記事内にYoutuberに依頼する際の注意点や決めておく要件をまとめた「オリエンシート」のダウンロードリンクを設置しています。合わせてご確認ください。
Youtube全体のYoutubeマーケティングに関しては以下の記事をぜひご覧ください。
YouTubeマーケティングとは？企業の4つの成功事例から学ぶやり方・活用方法
目次
YouTubeにおける失敗とは
そもそも、YouTubeにおける失敗とはどのようなものでしょうか？
YouTubeにおける失敗というのは、登録者や再生数が伸びずに集客できないことです。そして、YouTubeは毎日大量の動画が投稿されているため、質の高い動画を制作しなければユーザーは視聴してくれません。
そのため、質の高い動画を作るために、動画1本作るのにある程度のお金をかけることもあります。つまり、質の高い動画を作ったのに集客ができなければ、赤字になってしまうこともあるということです。
YouTuberに依頼して失敗する原因とは？
企業が自分でアカウントを作成して動画投稿を始めても、短期的な集客は見込めません。なぜなら、YouTubeはコツコツと登録者と再生数を伸ばしていくものであるからです。
そのため、短期的な集客をするためには、すでに登録者が多くて成功しているYouTuberに依頼する必要があります。ただ、冒頭でも説明したように、YouTuberに依頼しても失敗することがあるのです。
ここでは、YouTuberに依頼して失敗する原因を紹介します。YouTuberに依頼するときは、以下の5つに注意すると良いでしょう。
- ・企業の伝えたいこととずれている
- ・動画が再生されない
- ・訴求感満載の動画になっている
- ・動画をバズらせることを意識しすぎている
- ・視聴者目線で動画を制作していない
企業の伝えたいこととズレている
YouTuberに依頼しても、企業の意図したものと動画の内容がズレてしまって失敗するパターンです。
当たり前ですが、視聴者に商品やサービスの魅力を伝えることができなければ、効果的な集客は見込めません。YouTuberに依頼するときは、直接会って打ち合わせをすることもありますが、オンラインでのやり取りだけの場合もあります。そのため、企業の伝えたい内容がうまく伝わらないことがあるのです。
YouTuberに依頼する場合は、すべてを任せるのではなく、撮影後の動画や編集途中の動画など細かくチェックしてYouTuberと企業のズレがないようにすることが大切です。
動画が再生されない
動画を制作しても、ユーザーに再生されず集客に失敗するパターンです。
YouTubeには毎日数え切れないほどの動画が投稿されているため、ユーザーに視聴したいと思われる動画を制作しなければなりません。ユーザーに再生してもらうためには、動画のタイトルやサムネイルが重要です。パッと見たときに目を惹くようなタイトルとサムネイルにしてください。
訴求感満載の動画になっている
訴求感満載の動画になってしまうパターンです。
大前提として、YouTubeの動画は視聴者を楽しませるためのものです。そのため、企業の商品やサービスを紹介するだけの動画を投稿しても、ビジネス感が強く誰からも視聴してもらえません。
動画の中に視聴者を楽しませる要素を入れることを意識してください。
動画をバズらせることを意識しすぎている
バズ動画を狙いすぎてるパターンです。
企業は、YouTubeマーケティングにおいて重要なことは、動画をバズらせることと考えていることが多いです。しかし、バズ動画は狙って作れるものではありません。継続して良質なコンテンツを積み上げていくことで、バズ動画につながることを理解してください。
バズを狙いすぎて本来の目的を見失ってしまわないようにしましょう。
視聴者目線で動画を制作していない
企業目線で動画を制作してしまっているパターンです。
動画の内容は、企業が伝えたいことではなく、ユーザーが知りたいことを意識して作ることが大切です。そして、動画は誰に向けたものかを明確にしてください。ユーザーのニーズを把握してターゲット層に絞った動画でなければ、誰からも需要のない動画になってしまいます。
YouTuberとして成功するためのポイント
YouTuberに依頼しなくても、企業が自社アカウントを作成して集客する方法もあります。できるだけ費用を抑えたいのであれば、自社アカウントで動画を発信していきましょう。
企業アカウントがYouTuberとして成功するためのポイントは以下の4つです。
- ・テレビと評価軸が違うことを理解する
- ・YouTuberとコラボする
- ・動画に費用をかけすぎない
- ・ビジネス感を出さない
どれも重要なポイントですので、しっかり頭に入れておきましょう。
テレビと評価軸が違うことを理解する
テレビの場合は認知度があれば評価されますが、YouTuberは認知度があっても人気がないと評価されません。なぜなら、YouTubeの動画にはコメントや高評価、低評価をする機能があるため、動画に対するユーザーに意見が簡単にわかってしまうからです。
そして、最近では芸能人が続々とYouTubeに参入していますが、失敗している人も少なくありません。なぜなら、YouTubeはテレビのようにプロが編集でおもしろくしてもらうことがないため、本人の実力がはっきりと出てしまうからです。
このように、YouTubeはある意味テレビよりも実力社会だと言えます。そのため、企業の知名度があってもYouTubeでの集客は簡単ではないということを理解してください。
YouTuberとコラボする
人気YouTuberとコラボすることで、自社アカウントの認知度が上がります。知名度のあるYouTuberは忙しくてなかなかコラボしてもらえないかもしれませんが、コラボができたら一気に集客が期待できます。YouTubeを伸ばすためには、コラボして人の力を借りることも重要なのです。
動画に費用をかけすぎない
動画制作に費用をかけすぎると、失敗したときのリスクが大きくなってしまいます。
YouTuberは企画でお金を使うイメージもあると思いますが、そのような動画を作るのはある程度人気が集まってからです。最初はできるだけ費用を抑えつつ、ユーザーを満足させる動画を制作してください。
ビジネス感を出さない
明らかにビジネスを目的とした動画はファンがつきません。視聴者におもしろい動画を提供しつつ、企業を認知してもらう動画を制作してください。
YouTuberの活用に失敗したくなければマーケティング会社代理店を活用しよう
YouTube運用のノウハウがない企業は、時間をかけても集客に失敗するリスクがあります。できるだけリスクを抑えたいのであれば、SNSマーケティング会社・プロダクションを活用する方法もあります。
費用はかかってしまいますが、今までのSNS運用経験から、集客のノウハウを教えてもらったり、運用を請け負ったりしてくれます。そのため、人手不足の企業でもSNS運用が可能となります。
ただ、SNSマーケティング会社に依頼するときは、信頼と実績のある企業を選ぶようにしてください。企業選びに失敗してしまうと、費用対効果が低くなってしまう危険性があります。
依頼する際に決めておく要件やポイントをまとめたオリエンシートはこちらからダウンロード可能です。
効果を出すための決め事や後から追加費用にならないようにするための依頼要件など依頼する際に必要な項目を揃えました。
オリエンシートダウンロード
まとめ
企業がYouTubeを活用した集客で失敗しないためには、運用する前にじっくり戦略を練ることが大切です。現在では、さまざまな企業がYouTubeに参入しているため、なんとなく始めても成功する可能性は低いと言えます。本記事で紹介したことを頭に入れて、正しいYouTube運用で集客を目指してみてください。
当社GROVEでは、お客様の目的や要望に合わせてYouTubeを含むSNSマーケティングに関するノウハウやハウツーを提供しています。SNS・動画マーケティングを始めるか迷っている方や、「動画を作ってみたものの、うまくいっていない」という方はぜひ当社GROVEに問い合わせください。
