最近は、さまざまなタイプのインフルエンサーが登場しており、化粧品のPRに強いコスメインフルエンサーの注目度が高まっています。
しかし、コスメインフルエンサーと一口に言っても、モデル系や物紹介系、イラスト系など、種類が豊富です。
今回は、コスメインフルエンサーを種類別に解説し、過去にあったPR事例も紹介します。コスメインフルエンサーに興味がある方はぜひ参考にしてください。
目次
コスメインフルエンサーの種類
コスメインフルエンサーは、大きくモデル系・物紹介系・イラスト系に分けることができます。それぞれについて解説しましょう。
モデル系のコスメインフルエンサーとは
モデルや女優、アイドルがコスメインフルエンサーになることもあり、自分の顔を使ってコスメを紹介するシーンも見られます。そのコスメインフルエンサーに憧れている人が同じコスメを使いたい、プロデュースしているコスメを使いたいと思うこともあるようです。
モデル系:藤田ニコル
「藤田ニコル」さんは、「にこるん」の愛称で親しまれているモデルで、Instagramのフォロワー数は500万人以上、Twitterのフォロワー数は270万人以上、YouTubeのチャンネル登録者数は75万人以上のインフルエンサーでもあります。
コスメブランド「cimer(シーメル)」をプロデュースしており、口紅「プランパールージュ」は大変人気で塗った瞬間にぶるぶるの唇になれると話題になりました。
モデル系:ダレノガレ明美
「ダレノガレ明美」さんは、ファッションモデルでInstagramのフォロワー数が140万人以上、Twitterのフォロワー数が200万人以上のインフルエンサーです。
コスメブランド「CAROME.(カロミー)」をプロデュースしています。自身でもPRしている、まつげ美容液「カールメモライズラッシュセラム」は、特に大人気で売り切れ続出という状況になりました。
物紹介系のコスメインフルエンサーとは
もともとは高い知名度がなかったのですが、圧倒的な化粧品に関する知識を誇り、的確かつ公平に化粧品を紹介するとして影響力を持っていったコスメインフルエンサーもいます。
内容としては、複数アイテムのレビューや比較検証動画、ハウトゥー動画、ルーティーン動画などをおこなうことが多いです。
数分の動画ならYouTube、ショート動画ならTikTok、写真と文章ならInstagramなどと使い分けているコスメインフルエンサーもいます。
物紹介系:YouTuber「ななこ」
「ななこ」は、チャンネル登録者が130万人以上の美容系YouTuberです。メイクやファッションを中心とした投稿を続けており、10〜20代を中心に絶大な支持を得ています。スクールメイクやスキンケアなどでも注目を集めています。
物紹介系:TikToker「ありちゃん」
「ありちゃん」は、「毎月の支出の半分をコスメに充てる女です!」というインパクトのあるキャッチコピーを掲げているコスメインフルエンサーです。
TikTokでフォロワー数が40万人以上いるだけでなく、YouTubeやInstagram、Twitterでも大きな影響力を持っており、合計SNSフォロワー数は75万人以上です。
元@cosme社員であったりパーソナルカラーアナリストや顔タイプアドバイザー1級、日本化粧品検定2級を取得していたりして、化粧品に関する知識が大変豊富なのが特徴です。
物紹介系:Instagramer「イガリ シノブ」
「イガリ シノブ」さんは、コスメブランド「WHOMEE」や「BABYMEE」をプロデュースする、Instagramフォロワー数が30万人以上のコスメインフルエンサーです。
多くの女優やモデル、アーティストから信頼を寄せられるメイクアップアーティストで、自身が提案するメイクが次から次へとブームを巻き起こすヒットメーカーでもあります。書籍出版やテレビ出演などもしており、知名度の高いメイクアップアーティストのひとりです。
イラスト系のコスメインフルエンサーとは
イラスト系コスメインフルエンサーは、画像と文章の組み合わせが主な発信方法となるInstagramで活躍することが多く、短時間での商品理解と商品認知拡大を得意としています。
コスメインフルエンサー本人が情報発信をおこなっていますが、投稿者本人は顔を出さず、情報のみ発信しているのが特徴です。
イラスト系:ブルべちゃん、イエベちゃん
肌の傾向を表すものとして「ブルべ(ブルーベース)」と「イエベ(イエローベース)」という言葉があり、それぞれの肌に合ったコスメやファッション、スキンケアを選ぶと良いとされています。そこに注目したインフルエンサーが「ブルべちゃん」と「イエベちゃん」です。
ブルベ向けあるいはイエベ向けコスメが紹介されており、テーマに沿って複数のアイテムを比較できるので、求めている情報が見つかりやすいと好評です。
コスメ系インフルエンサーマーケティングの事例紹介
続いて、コスメインフルエンサーの事例紹介をしていきます。これまでコスメインフルエンサーは、多くの企業のPR活動をおこなってきました。
コスメブランド:CandyDoll
モデルの益若つばささんがプロデュースするコスメブランド「CandyDoll」は、YouTuberとしても活動する「佐藤ノア」さんを起用してプロモーションをおこなったことがあります。
佐藤ノアさんは、10代の女性を中心にファンが多いのが特徴で、「CandyDoll」のターゲット層とマッチしたと考えられます。
ファッション&ビューティ雑誌:ViVi
ファッション&ビューティー雑誌の「ViVi」は、公認のインスタグラマーグループ「ViVigirl」を作っており、多くのインスタグラマーが在籍しています。YouTuberやモデル、女優など、さまざまな場所で活躍しているインフルエンサーがそろっています。
アプリ:FAVOR
新作コスメ紹介アプリ「FAVOR(フェイバー)」では、アンバサダーを募集しています。アンバサダーとは、企業からの依頼を受けて公式にブランドや商品、サービスなどの広報活動や普及活動をおこなう人のことを言います。
新作コスメをいち早く試せたりプロのヘアメイクさんの講習会に参加できたり、コスメインフルエンサーにとってもメリットがあります。
美容メディア:VOCE
美容メディア「VOCE(ヴォーチェ)」が連載する、岡山里香さんとコラボした漫画「それゆけ!美人道」も注目を集めています。
岡山里香さんは、Instagramで話題の漫画家で、フォロワー数は7万人以上です。ひとつひとつのテーマに対して漫画を交えつつ丁寧に説明されているコンテンツとなっています。
まとめ
ブランドや商品、サービスのPRにおいてインフルエンサーの起用はぜひ検討したいほど、大きな影響力を与えるものとなってきています。
ただし、SNSを使った広告をおこなう場合、企画からインフルエンサーの選定、効果測定までおこなうのは専門的な知識が必要でかなりの労力が求められます。
そこで、貴社がPRしたいものに合った企画やインフルエンサーのキャスティング、効果測定などを一貫してサポートしている、当社GROVEに依頼してみてはいかがでしょうか。
当社は、InstagramやYouTube、TwitterなどのSNSで活躍するインフルエンサーのプロダクションです。さまざまな企業のSNSマーケティング実績の知見を基にインフルエンサーマーケティングやSNSマーケティングのナレッジやノウハウに長けています。まずは相談だけでも、ぜひお気軽にご連絡ください。